ムーシールドとは?子供の歯科矯正に使う装置について解説します

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ムーシールドは、反対咬合すなわちいわゆる「受け口」を改善する目的で使用する歯科矯正装置またはその矯正法を指す言葉です。

1980年代にわが国の歯科医師によって考案されました。

反対咬合の原因には遺伝的要素の他に歯列を支える筋機能の問題があるとされていますが、ムーシールドはこの筋機能の働きを正常化することで咬み合わせを整えます。

乳歯列期の歯科矯正に使用されます。

装置はマウスピース型となっており、これを口にくわえることで1.舌が下の前歯を押さないようカバーする、2.舌を上に持ち上げて上あごを広げる、3.上あごに筋肉の力がかかり過ぎないようにする、という3つの効果をもたらします。

寝る時に装着することで、おおむね1年程度で改善が図られるとされています。

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