拡大床というのは、歯科矯正で使われる矯正装置のことです。
別名床装置あるいはアクティブプレートと呼ばれることもあり、拡大床を使った歯科矯正は「床矯正」と呼ばれます。
なお、拡大床の真ん中にはネジがあります。
そして、このネジを回すと床自体が広がるため、それを装着し続けることで少しずつ歯列を拡大していきます。
つまり、歯が並ぶスペースがない場合に歯列を頬側に拡大しスペースを確保する目的で子供の歯科矯正でよく使われるの拡大床です。
そんな拡大床の装着時間は1日8時間以上を基本としており、場合によっては14時間あるいは18時間以上の装着が求められることがあります。
その際には連続で装着する必要はないものの、1回あたり30分以上つけると効率的な矯正が見込めます。