リップバンパーとは?子供の歯科矯正に使う装置について解説します

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リップバンパーは成長期の子供に用いる歯科矯正器具で、歯列を拡大させる効果があります。

大臼歯にバンドを固定し、その外側にあるチューブにリップバンパーの先端を装着します。

すると口唇や頬からの圧力がない状態で、舌圧のみで下顎の歯列が拡大されるという仕組みです。

口唇の力で大臼歯を後ろ側に動かす歯科矯正の時に使われることもあります。

食事や歯磨き以外の時は装着するので、リップバンパーは1日18時間以上付けることになります。

長時間の装着が必要なのは、機器の力で歯列を動かすものではないためです。

人によって拡大の程度に差が出るので、効果が強く出やすい場合は口唇の内側にあるパッドが前歯の歯肉に当たらないように調整します。

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